配線長は５C-FB使用時 最大100m 3C-2V使用時は30mまで

高画質・高精細なHD-SDIですが、配線距離は従来のアナログカメラと比較して、5C-FBを使用した　　　　 場合でも最大100mまでが映像信号伝送規格の限界です。 また、3C-2Vを使用する場合は更に短くなり、約30m(※1)までとなります。 この限界を超えて100m以上の配線を行う場合には、100m毎にリピーターが必要となります。 またリピーターにも電力供給が必要となる為、システム設計を行う際には注意が必要です。

(※1)ケーブルの品質によっては30m以内でも映像が表示されない場合もございます。

長時間記録を行う場合には大容量HDDが必要。

HD-SDIはアナログカメラと比べ5倍以上の高画質・高精細撮影が可能ですが、 その分、記録するデータ量もアナログカメラよりも多く使用する為、長時間録画を行う場合には 大容量のHDDが必要となります。


防犯カメラ規格比較表

EX-SDI(Extended-Serial Digital Interface)とは、HD-SDIの規格を進化・拡張させた新しいビデオ信号伝送規格です。HD-SDIは100m以上配線を行う際には100m毎にリピーターを使用する必要があり、また、そのリピーター用の電源を供給する必要もありました。EX-SDIはHD-SDIのデメリットであった配線距離のデメリットが改善され、高画質・高精細な映像を配線距離を気にせず使用することが出来ます。

当社のEX-SDI対応カメラはHD-SDIと互換性を持ち、同軸線1本でカメラの電源供給も行えるハイブリッドワンケーブル仕様となっております。


単独でも最大350m配線が可能。


EX-SDIはHD-SDIよりも長距離の配線に対応し、5C-FB使用時に最大350mまで配線することが　出来、レシーバーを使用することでさらに配線距離を伸ばすことが可能です。 レシーバーはHD-SDIと組合せた際にはHD-SDI用リピーターとして使用することが出来ます。

(※レシーバーから録画機まではHD-SDI信号での伝送となります。)

当社のEX-SDIはHD-SDIとのハイブリッド仕様

当社のEX-SDIシリーズは従来のHD-SDIと互換性を持つハイブリッド仕様のため、 カメラは従来のHD-SDIとして使用出来、HD-SDI用のアクセサリーも使用が可能です。 録画機はEX-SDI・HD-SDIだけではなくアナログカメラにも対応したハイブリッド録画機です。

防犯カメラ規格比較表

「ＡＨＤ」とは？

AHD(Analog High Definition)とは、従来多く普及しているアナログシステムのメリットを生かしながらハイビジョン画質での撮影、録画を可能にした防犯カメラの新しいフォーマットです。


アナログカメラながら1000TVL 720Pのハイビジョン撮影が可能。

AHDは従来のアナログシステムを進化・拡張することでアナログカメラながらハイビジョン画質での記録・再生が可能となりました。また、100万画素以上のカメラで(HD-SDIやIPカメラ)を使用する場合、配線の変更など必要ですが、AHDシステムはそれらのカメラシステムとは異なり、3C-2V以上の同軸線を使用されている場合、既存の配線がそのまま使用することが出来、機器の交換のみで現在のアナログカメラの2倍以上の画素数である130万画素(ハイビジョン、1000TVL)の高画質撮影が可能となります。

デジタルズーム時の比較画像

配線長は最大500m 3C-2V使用時でも最大300mまで配線可能。

配線距離はリピーターや増幅器等を使用することなく、単独で最大500m(3C-2Vの場合は300m)まで配線が可能なため、マンションや複合施設等、長距離配線が必要な場所でも低コストで容易にシステム設計・施工が行えます。

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